「大相撲夏場所・8日目」(20日、両国国技館)
横綱白鵬(宮城野)が一瞬ひやりとさせられる内容ながらも豊山(時津風)を退け、1敗を死守した。
立ち合い、突き押しに勝機を見いだそうと前に出る相手に、白鵬も突きで対抗。激しい相撲になった。しかし、はたき込みを繰り出して形勢が逆転。のど輪で攻め込まれる場面もあった。
しかし、もろ差しを果たして勢いを止めると一気に前へ。体を預け、押しつぶすように寄り倒した。
大関とりの関脇栃ノ心(春日野)がこの日も勝って初日から8連勝。横綱鶴竜(井筒)、平幕の千代の国(九重)とともに1差につけて場所後半戦を迎える。