ニュージーランドが7トライ大勝、イングランドと準決勝

前半、トライを決めたB・バレットが雄たけび=味の素スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「ラグビーW杯・準々決勝、ニュージーランド46-14アイルランド」(19日、味の素スタジアム)

 3連覇を目指すニュージーランド(オールブラックス=B組1位)がアイルランド(A組2位)に7トライを挙げる快勝で、3大会連続の準決勝進出を決めた。アイルランドは初の4強入りを果たせなかった。

 特別な試合で用いるハカ「カパオパンゴ」を披露し、試合に入った。アイルランドも大音量の応援を背中に受け、スタジアムは異様な雰囲気に包まれた。 前半6分にSOモウンガがPGを決めた。さらに、14分にSHスミスが飛び込んでトライ。20分にもスミスがトライを奪った。どちらのコンバージョンもモウンガが決めて、22分の時点で17-0と点差を広げた。

 その攻撃スピードを見せつけたのは32分。相手選手へのトラックでこぼれたボールをWTBリースがサッカーのドリブルのように前に蹴り出す。さらにフォローに入ったFBのB・バレットも前に蹴ってインゴールに運び、そのまま抑えた。

 22-0で前半を終えた。後半に入っても、オールブラックスはアイルランドに得点を許さない。8分にフッカーのテイラーがトライ。同21分にはトッドが飛び込んだ。

 アイルランドも意地を見せ、28分に相手陣内深くでのスクラムからCTBヘンショウが飛び込み、コンバージョンも決めて7点を返したが、33分にはオールブラックスがボールを奪い返してからの攻撃でブリッジがトライ。ペナルティートライを許した後も攻撃の手を緩めず、J・バレットが右サイドに飛び込んだ。

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