リーチ、気持ちは南ア戦へ「0からスタートしてもう1回作り上げる」
ラグビーW杯で史上初めてベスト8進出を決めた日本代表のリーチ・マイケル主将が14日、横浜市内でスコットランド戦から一夜明けての会見に出席した。藤井強化委員長も出席した。
1次リーグの4試合を振り返って、「4つの試合。1試合目が一番きついということをチームに伝えて。緊張するから。そこからプレシャーになれてきて、毎試合成長している感じがあります」と語った。
次戦は大会前の9月6日に行われたテストマッチで敗れている南アフリカとの試合となる。「一番大事にしないといけないのは準備。0からスタートしてもう1回作り上げることが大事です。毎日毎日の積み重ねが大事になってくると思います」と気持ちを一度リセットして臨むとした。
前回のW杯では勝利し、世界に日本の名を知らしめた。一方で、今大会前の対戦では課題が多く見えた。「集中しすぎるとまわりがみえない、スペースがみえない。その試合を振り返ると、スペースができたところがたくさんあって、ただ、大事なところでミスをしたり」。その様な反省点を踏まえた上で、「(1次リーグの)4つの試合でプレシャーも慣れてきて、注意力も上がってきたので、次は本当にいい試合になると思います」と自信をみなぎらせた。
また、スコットランド戦の前は「ボコりたい(圧倒したい)」という発言をしていたが、「相手をボコるというより、自分たちにフォーカスして、詳細にこだわって、自分たちの強みを出せるかが大事になってきます」と語った。