WTB福岡、報われた…殊勲2トライで8強に「すべての時間を犠牲に」「本当に最高です」
「ラグビーW杯・1次リーグA組、日本28-21スコットランド」(13日、日産スタジアム)
2トライを奪い勝利と準々決勝進出に貢献したWTB福岡が、中継を担当した日本テレビによる試合後のフラッシュインタビューに応え、感情を爆発させた。POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)にも選出され、女子テニスの大坂なおみから表彰された。
「このときのために、すべての時間を犠牲にして、この勝利のために頑張ってきたので、本当に最高です」
将来は医師を目指すため、今大会が最後のW杯と位置づけている。前回大会で敗れたスコットランドを自ら「因縁の相手」と語り、「因縁の相手に最後、しっかりと勝ちきってベスト8に行くというのが、自分達の歴史をつくるという最高の目標になっていたので。最高です」と喜んだ。
準々決勝は20日に南アフリカと対戦する。今度は、相手が日本に対して雪辱を果たすべく立ち向かってくる。応援してくれた人々への感謝を口にした福岡は「新しい歴史をさらに塗り替えていきたいと思います」と語った。
POMの場内インタビューには「たくさんの応援ありがとうございました。こうやって今、日本ラグビーの新しい歴史をつくる、そのために全てをささげてきました。本当に最高の瞬間です。ありがとうございました」と興奮を隠さず。大坂なおみからPOMのトロフィーを受け取った。