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森会長大号令 スコットランド撃破&1位通過へ合言葉は「ボコれ」

 練習を視察する日本ラグビー協会の森会長(手前右)
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 「ラグビーW杯・1次リーグA組、日本-スコットランド」(13日、日産スタジアム)

 ラグビー日本代表は9日、東京都内で1次リーグ突破をかけたスコットランド戦に向けて報道陣に冒頭15分のみ公開して練習した。練習には日本ラグビー協会の森重隆会長(67)が視察。5日のサモア戦後にリーチ・マイケル主将(31)=東芝=が発した「個人的にスコットランドをボコりたい」との言葉を受け、大一番へ「ボコれ!」と大号令を出した。

 「ボコれ!」が合言葉だ。練習を視察した森会長は「リーチの言葉を借りれば『ボコれ!』だね。ちょっと品のない言葉だけど」と笑顔を交えて話した。言葉は悪いが、「ボコれ」という表現に勝利への思いを込めた。

 「ボコる」-。さんざんに殴りつけて痛めつけることを表す「ボコボコにする」を略した表現だが、発端はリーチ主将の発言から。3連勝を決めたサモア戦後、「個人的にスコットランドをボコりたい。自分から盛り上げて、最後の1試合で頑張りたい」と熱く発言したことにある。

 ボコりたい“因縁の相手”だ。過去1勝10敗。W杯では3戦全敗。15年大会は1次リーグ初戦の南アフリカ戦での劇的な勝利から中3日で対戦し、10-45の大敗で1次リーグ敗退の遠因となった。当時20得点した天敵SHレイドローも健在だ。

 「ボコる」ための本格的な準備に、日本は入った。CTB中村亮土(サントリー)は「1週間の中でメインとなる練習をした。アタック、ディフェンスともに。フィジカルの部分も強度高くやった」と目を光らせる。さらに、「プレースタイルの幅は(15年大会の)エディー(・ジョーンズHC)のときより大きいし、フィジカルのスタンダードも高い」と4年間の進化に自信を見せた。

 ボコって日本にプレッシャーをかけたのはこの日のスコットランド。控えメンバーで臨んだロシア戦に61-0で大勝。ボーナスポイント(BP)が加算される4トライ以上をクリアし、勝ち点5を得た。日本はスコットランドに引き分け以上で1位突破。敗れた場合の条件は少し厳しくなったが、BP次第で突破できる。

 ボコりたいもう一つの理由が、森会長にある。初対戦は76年9月。スコットランド最大のスタジアム・マレーフィールドで9-34で敗れた試合にCTBで出場していた。43年前のリベンジも、頼もしい後輩たちに託す。

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