サモア代表が福島でラグビー教室 津波の被災地いわき市

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本とも対戦する南太平洋のサモア代表がキャンプ地の福島県いわき市で14日にラグビー教室を開き、地元の小中学生と高校生計約150人と触れ合った。

 代表選手約30人が数チームに分かれ、高校生やラグビースクールに通う小中学生にパス回しなどを指導。サモアが強みとする強烈なタックルの秘訣も伝授した。練習後、代表選手らが感謝を示すサモア伝統の歌を歌い、即興で踊りも披露した。

 代表選手メラニ・マタバオ(23)は「サモアもいわき市も津波を経験した。悲しみを乗り越えたいわき市に強いつながりを感じた」と語った。

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