松島、一矢報いた唯一のトライ 約50メートル独走
「ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ、日本7-41南アフリカ」(6日、熊谷ラグビー場)
世界ランキング10位の日本は、同5位でW杯優勝候補の南アフリカと対戦。WTB松島幸太朗(26)=サントリー=のトライなどで一矢を報いたが、7-41で大敗した。
南アフリカ生まれのWTB松島が唯一のトライを奪った。0-27の後半20分、相手パスの乱れを突き、CTBラファエレが絶妙のタップパス。WTBモエアキオラのパスを受けると、快足を飛ばして約50メートルを独走した。前回の対戦ではノートライに終わったが、4年間の成長を示す形となった。ただ、大敗に終わり「状況が状況であんまり喜べなかった。トライできたことはウイングとして仕事もできたし、うれしく思う」と控えめに振り返った。