母死去でジョセフHC緊急帰国 2日夜、電話で会話30分後に息引き取る
「ラグビー・パシフィックネーションズカップ、日本41-7トンガ」(3日、花園ラグビー場)
ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC=49)が3日、ニュージーランドに緊急帰国した。母マウデさんが2日夜、同国ダニーデンの自宅で、78歳で死去したため。
ジョセフHCは同日のパシフィック・ネーションズ杯(PNC)トンガ戦(花園)の指揮を執る意思を示したが、主将のリーチ・マイケル(30)=東芝=らと協議した結果、帰国を決めた。トンガ戦はトニー・ブラウンコーチがHC代行を務め、日本代表は喪章を着けてプレーした。
日本ラグビー協会によると闘病中だったマウデさんの病状は7月末に急変していたという。ジョセフHCは2日の日本時間午後9時にマウデさんと電話で会話したが、その30分後に息を引き取った。訃報を受けたのは深夜になってからだった。
ジョセフHCは10日にフィジー・スバで行われるPNCアメリカ戦でチームに合流する。