「ラグビー・パシフィックネーションズカップ、日本３４－２１フィジー」（２７日、釜石鵜住居復興スタジアム）

　世界ランキング１１位の日本が、同９位のフィジーに５トライを奪って圧勝。Ｗ杯開幕まで２カ月を切って迎えた今季初戦を白星で飾った。

　日本は前半３分、ＳＯ田村優（キヤノン）がＰＧを決めて３点を先制。同７分、ＷＴＢ福岡堅樹（パナソニック）のトライで８－０とした。同１２分にトライを奪われ１点差とされたが、１９分にＷＴＢ松島幸太朗（サントリー）、２３分にＣＴＢラファエレ・ティモシー（神戸製鋼）、３１分に２５歳の誕生日を迎えたフランカー姫野和樹（トヨタ自動車）がトライを重ね、２９－１４で前半を折り返した。

　一進一退の攻防が続いた後半は１５分、こぼれ球に反応した松島がドリブルで前へ運びそのままトライ。フィジーの反撃を１トライ１ゴールに抑えて逃げ切った。