鳥取での“モンゴル会”で何があった…!?証言をまとめてみた

日馬富士関が鳥取市内で貴ノ岩関に暴行し負傷させた問題で、ビール瓶での殴打をめぐって関係者の証言が食い違っています。同席した人、また聞きの人…証言をまとめてみました。

公開日:2017.11.17

暴行現場となった「モンゴル会」とは

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暴行事件の場となった酒席は、モンゴル出身力士の先駆けとなった元小結旭鷲山のダバー・バトバヤル氏が関取になったことを機に少人数で始め、20年以上続く「モンゴル人飲み会」だった。

20年超続く「モンゴル人飲み会」きっかけの元旭鷲山も落胆

バトバヤル氏によると、同氏が95年に十両に昇進して初のモンゴル出身の関取となった後、元関脇旭天鵬(現友綱親方)と元幕下旭天山の3人で酒席を設けるようになった。年に数回開催するうち、徐々に人数が増え、白鵬や鶴竜が参加することもあったという。

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日馬富士は暴行認めるも…深まる謎

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幕内優勝9回を誇る大相撲の横綱日馬富士(33)=伊勢ケ浜=が14日、幕内貴ノ岩(27)=貴乃花=への暴行を認めて謝罪した。10月下旬の秋巡業中、鳥取での宴席で酒に酔い、ビール瓶で頭を殴打した。貴ノ岩は前日、「右中頭蓋(がい)底骨折、髄液漏の疑いなど全治2週間」の診断書を提出。すでに鳥取県警に被害届も提出している。

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事件は秋巡業中の10月25日、鳥取で開かれたモンゴル出身力士が多数集った宴席で起きた。席には両者のほか横綱白鵬、鶴竜、鳥取城北高相撲部出身の関脇照ノ富士ら10人前後が参加。1次会から盛り上がったが、2次会に入ったところで雰囲気がガラリと変わった。

日馬酒乱暴行、引退勧告も スマホに激高!止めに入った白鵬も突き飛ばし

貴ノ岩は兄弟子に対するあいさつが足りないと、日馬富士から日々の態度について注意を受けた。その矢先、貴ノ岩の携帯電話が鳴った。操作しようとスマートフォンを手にした瞬間、日馬富士が激高。ビール瓶で頭部を思い切り殴打し、流血して倒れた相手にのしかかってさらに素手で20~30発殴り続けた。

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 「『ゴーン!』という大きな音が聞こえた。貴ノ岩は両手で防ぎながら、殴られ続けていた」と同席者。騒動の中で照ノ富士も4発食らったという。酔いが回った横綱は荒れに荒れた。止めに入った白鵬まで突き飛ばし、後輩横綱の鶴竜には「おまえがしっかり指導しないからだ」と当たり散らした。まさに酩酊(めいてい)状態での暴行劇であった。

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