大の里がぼう然連敗 強く当たるも逆転突き落としで金星許す「詰めの甘さあった」 歴代ワースト3位タイの横綱6連敗

 「大相撲名古屋場所・2日目」(13日、IGアリーナ)

 10勝で大関復帰の特例が適用される関脇安青錦は美ノ海を寄り切り、初日から2連勝。在位3場所で陥落した大関への復帰よりも、横綱を視野に入れた根本的な強さ向上への熱意を語った。休場明けの両横綱は豊昇龍が隆の勝をすくい投げで退け連勝も、大の里は藤ノ川に突き落とされ金星を配給して連敗。両大関は綱とりの霧島が王鵬をすくい投げ、かど番の琴桜は義ノ富士を送り出し、ともに連勝した。

 ぼう然と引き揚げる姿が痛々しい。大の里は強く当たって藤ノ川を突き放し、右をのぞかせ寄り進んだが、逆転の突き落としで横転。金星を許し、2連敗を喫した。

 これで初場所千秋楽の豊昇龍戦から、不戦敗を除き6連敗。横綱が相撲を取っての連敗では、稀勢の里8、貴乃花7に次ぐ、歴代3位タイ(他に日馬富士ら7人)の不名誉記録。「最後勝てなかったのでもう一回集中してやる。ほんのちょっとしたことだけど決めきれなかった。詰めの甘さあった」と悔やんだ。

 八角理事長(元横綱北勝海)は「大の里は焦っている。今までこういう経験がないから」と指摘。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は初日の取組を「いい当たりだった」と評し、状態は悪くないとしていただけに、精神的な奮起が求められるところだ。

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