ラグビー日本 8年ぶり格上イタリア撃破 斎藤&伊藤龍の試合運び光る ディアンズ主将「プランを遂行できた」
「ラグビー・ネーションズ選手権、日本代表27-10イタリア代表」(4日、秩父宮ラグビー場)
強豪12チームで争う新設の国際大会が開幕し、世界ランキング12位の日本代表は同10位のイタリア代表を27-10で破り、白星発進した。イタリアから8年ぶりの勝利で、対戦成績は3勝8敗。日本は7-7の前半17分にFB松永拓朗(BL東京)のトライで勝ち越し、17-10で折り返した。後半は相手に得点を許さず、リードを広げた。日本は11日にオーストラリアで世界3位のアイルランドと対戦する。
来年にワールドカップ(W杯)を控え、欧州の強豪相手に現在地を知る絶好の大会。「超速ラグビー」を掲げてきた日本は、今年初のテストマッチで会心の戦いぶりを披露した。確かな成長の跡を印象付け、ロックのワーナー・ディアンズ主将(BL東京)は「プランを遂行できた。(超速は)どんどん良くなっている」と胸を張った。
先制されて迎えた前半8分ごろの攻撃。期待のホープ、初キャップのSO伊藤龍之介(明大)は滞空時間の長いキックを選択した。相手陣でミスを誘い、その後にテンポ良く攻めて11分にディアンズがトライ。6分後にも勝ち越しトライを挙げて勢いづいた。
やみくもにパスで攻め続けるだけでなく、SH斎藤直人(東京SG)や伊藤龍のキックを活用。冷静な試合運びが光り、2年前に14-42で敗れたイタリアに完勝を収めた。ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は不適切発言による処分で指揮しなかったが、選手が超速ラグビーの進化を表現した。
