新入幕・一意「自分を褒めたい」番付のしこ名に感慨 同期・義ノ富士と対戦熱望も

一意
 しこ名を指さす一意
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 日本相撲協会は29日、大相撲名古屋場所(7月12日初日、IGアリーナ)の番付を発表し、義ノ富士(25)=伊勢ケ浜=が新三役、小結に昇進した。角界のホープは優勝、大関昇進を目標に掲げた。日大相撲部の主将だった義ノ富士を副主将として支えた一意(24)=木瀬=と、中国出身の大青山(26)=荒汐=が新入幕。先場所優勝の若隆景(31)=荒汐=は関脇に復帰し、改めて大関昇進への決意を語った。

 一意は十両を3場所で通過。しこ名が載った番付を手に「見入っちゃいました。自分を褒めたい」と喜んだ。幕下付け出しデビューだった一昨年名古屋場所で右膝を負傷し、手術を経て序ノ口から再起。「いつ終わるか分からない。死ぬ気で今を生きる」と信念を固めただけに感慨深かった。

 リハビリ中は日大同期の義ノ富士から、普段通りの様子で連絡が届いた。同期の奮闘を「自分は自分。比べることじゃない」と素直に喜びつつ、「対戦できればいいかな」と楽しみにする。

 大阪出身で中学から石川に相撲留学し、実力を磨いた。いつも応援に駆けつけた父・一男さんは昨年8月に52歳で死去。「(幕内の)土俵で戦っているのを見たいと話していた。それを叶えられたのかな」。父への思いを胸に、義ノ富士との対戦へ前進する。

 ◇一意(かずま=本名川渕一意)2001年11月21日生まれ。大阪市港区出身。石川・金沢学院高(現金沢学院大付高)から進んだ日大で国体成年個人を制し、24年名古屋場所に幕下最下位格付け出しで初土俵。同場所で右膝を負傷して5場所連続休場。26年初場所新十両。得意は突き、押し、左四つ、寄り。185センチ、205キロ。

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