木村悠斗がV 五輪金の兄・葵来とワンツーに「五輪でも兄に勝ちたい」 弟と同じ技選択で応戦した木村葵「負けたが、意地は出せた」
「スノーボード・全日本選手権ビッグエア」(26日、福島県磐梯町・星野リゾートネコママウンテン)
男子は木村悠斗(17)=ヨネックス=が174・00点で制した。ミラノ・コルティナ五輪の同種目金メダルで兄の木村葵来(きら、21)=ムラサキスポーツ=が173・33点で2位。女子は同金メダルの村瀬心椛の妹、由徠(ゆら)=ともにTOKIOインカラミ=が185・33点で勝った。男子で同五輪銀メダルの木俣椋真(ヤマゼン)が3位、五輪のスロープスタイルで銀メダルの長谷川帝勝が4位で、荻原大翔(ともにTOKIOインカラミ)は7位。女子で五輪代表の鈴木萌々(キララクエスト)は2位だった。
日本一を決める戦いで兄弟が1位と2位を分け合った。五輪王者とわずか0・67点差で制したのは弟の木村悠。今季からW杯に参戦する17歳のホープは「自分のやりたい100%を出せた。お兄ちゃんになかなか勝ったことがなかったし、五輪のメダリストにも勝ててすごく自信になった」とはにかんだ。
海外ほどではないが、国内最大級のキッカー(ジャンプ台)で横5回転技の打ち合い。4方向のうち、木村葵は五輪を制した時とは逆の二つを使い、4歳下の弟と同じ技選択で応戦した。1回目に転倒しながら2、3回目に挽回し「負けたが、金メダルを取ったナンバーワンの意地は出せた」とうなずいた。
弟は五輪で日本選手団第1号金メダルに輝いた兄を、早朝からテレビの前で見届け「すごく感動して僕もああなりたいと思った」という。五輪覇者は4年後の兄弟同時出場を誓った上で「五輪でもワンツーフィニッシュして僕が1位で終われれば」と宣言し、弟も「同じ舞台に立って僕が勝ちたい」と負けん気をのぞかせた。
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