高梨沙羅 結果で恩返し誓う 北京五輪でスーツ違反失格「前を向けたのは支えてくれた人たちのおかげ」

W杯蔵王大会の前日会見に出席した丸山希(左)、高梨沙羅
 記者会見で写真に納まる丸山希(左)と高梨沙羅
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 ノルディックスキー・W杯ジャンプ女子でミラノ・コルティナ五輪代表を確実にした高梨沙羅(29)=クラレ、丸山希(27)=北野建設=が19日、山形市内でW杯蔵王大会を前に会見した。4大会連続の五輪となる高梨沙羅は意気込みを語り、24日から始まる札幌大会を含めたW杯国内4連戦を弾みに、五輪へ向かう。

 国内4連戦で弾みをつける。高梨は4大会連続の代表入りが確実となったミラノ・コルティナ五輪へ向け「たくさんの方の支えでジャンプを続けられているなと感じている。いろんなことがあった中で前を向けたのは、支えてくれた人たちのおかげ。結果を出すことが恩返しにつながる。自分のできることをやっていきたい」と気持ちを新たにした。

 2022年北京五輪の混合団体ではスーツ違反で失格となり、4位でメダルを逃した。その後は「競技を辞めるか辞めないか、すごく考える時間が長かった」と一時は引退もよぎったが「辞めることはやってしまったことへの償いにはならない。競技をしている中で少しでもできることが」と前を向き、現役続行を決めた。

 今季は表彰台こそないが、中国・張家口で行われた直近の個人第17戦は6位、同18戦は今季最高タイの4位と復調気配。スタート時の助走姿勢に手応えを得ており「ここ数戦できっかけをつかんで、いい調子のジャンプができている。他の選手と比べて私は足が短いので、ゲートを出るときにジャンピングスタートするけど、そこで安定した位置に(重心を)乗せられているのが、調子が安定してきた要因かな」とうなずいた。

 五輪までは混合団体1戦を含めて計7戦。国内では今回の蔵王大会、24日開幕の札幌大会と4連戦が待ち受ける。高梨は「一戦一戦が、五輪でどれほどの成績を出せるかに関わる大事な試合。集中しながら五輪をイメージしながら飛べたら」と先を見据える。W杯初優勝は12年の蔵王大会だ。思い出の地から夢舞台へ向け、調子を上げていく。

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