大阪MVが5大会ぶり2度目V 最終セット劇的大逆転勝ち 11-14から執念4連続ポイント NEC川崎とのフルセット激闘制す

 「バレーボール・全日本選手権、大阪MV3-2NEC川崎」(21日、京王アリーナTOKYO)

 女子決勝が行われ、大阪MVがNEC川崎をフルセットで下し、5年ぶり2度目の優勝を飾った。

 第1セットは激しい攻防の中で終盤に大阪MVが連続ポイントで逆転し、26-24で奪った。第2セットはNECが序盤から得点を重ねて主導権を握り、そのまま16-25で落とした。

 第3セットは序盤大阪がリードを奪ったが、終盤にNECは佐藤のスパイクなどで4連続ポイントで逆転。終盤の壮絶な競り合いとなり、33-31で大阪MVが王手をかけた。

 第4セットは終盤まで競った中で、24-26で落としたが、最終第5セットは序盤にNECにリードを許し、11-14と追い込まれたが、4連続ポイントで執念で同点、逆転に成功。その後の競り合いを17-15で制した。

 セッターの塩出は「まずはホッとした。勝った実感がわかないところもあった。最後は全員で取りきった1点だった」と振り返った。

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