白鵬の愛弟子・聖白鵬が勝ち越し 来場所新十両も「体重を増やして立ち合いを強く」

 「大相撲九州場所・千秋楽」(23日、福岡国際センター)

 西幕下5枚目の聖白鵬(25)=伊勢ケ浜=が十両の若ノ勝(常盤山)を上手投げで破り、4勝3敗で勝ち越しを決めた。

 曽祖父と父がモンゴル相撲の元横綱で、鳥取城北高に留学して力士を志した。同大を経て、旧宮城野部屋に入門し、24年春場所で初土俵。しこ名には宮城野部屋時代の師匠「白鵬」を背負う。

 今場所は3連勝後に3連敗。「いろいろ考えても仕方がない。最後やり切ろう」と臨んだ一番では、立ち合いで起こされたが、左上手を取って豪快に投げた。西幕下5枚目での勝ち越しで新十両の可能性も出てきた。「どこの番付でもやることは変わらない。(今回十両に昇進できなかったら)来場所また挑戦するだけです」と受け止める。今後に向けては「体重を増やして、立ち合いをもっと強くしたい」と話した。

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