スピードスケート 吉田雪乃が女子500メートル連覇「目標には近づいてきた」
「スピードスケート・全日本距離別選手権」(24日、エムウェーブ)
女子500メートルで吉田雪乃(寿広)が37秒50で、大会2連覇した。「レベルアップしているのは今までのレースも含めて感じていた。ひとつ目標には近づいてきたかなという滑りになったきたかな」と笑顔だった。
「スタートがはまった」と、滑り出しから好調だった。最初の100メートルを10秒41で通過すると、最後までスピードを落とさずフィニッシュ。「第1コーナーは良かった。いつも通り緊張していたけど、むしろ自分の経験にもなるので良かったかな」と振り返った。
五輪2大会連続金メダルの高木美帆と同じ8組でのレースだった。高木を差し置いての優勝だったが、「一番に合わせている大会ではないので『勝ったな』っていう気持ちではない」と控えめ。それでも「こうやって同走することは初めてだったので、すごく緊張した。緊張感を味わえて、トップの選手とレースができるのは非常に恵まれている」と語った。
「この大会で終わりではない。一つの通過点として捉えたい。ここで出た課題を見直して、2月に向けて頑張りたい」とミラノ・コルティナ五輪を見据えた。





