新体操団体 15歳・高1真鍋&川口が初選出 鈴木&稲木はともに現役引退 日本代表トライアウト
新体操団体の日本代表トライアウトが5日、都内で行われた。8月の世界選手権団体総合で日本勢初の金メダルを獲得した田口久乃(東女体大)、田辺観世埜(かせの)=日女体大、西本愛実(千葉・昭和学院高)、花村夏実(長野・松本国際高)、田中友菜(兵庫・関西学院高)に加え、真鍋凜(香川・観音寺総合高)、川口莉子(東京・駒場学園高)は初選出された。
真鍋、川口はともに高校1年生の15歳。真鍋は「小さい頃から憧れていた。オリンピックに出られるように頑張りたい」。川口は「このメンバーに入ってオリンピックを目指したいと思っていた。夢が一歩かなったのがうれしい」と、フェアリージャパンのジャージーに袖を通し、笑顔だった。
世界選手権団体総合の日本代表主将で、3日に現役引退を公表した鈴木歩佳(26)=ミキハウス、代表引退が発表されていた稲木李菜子(22)=みどりク=が取材に応じた。ともに世界選手権団体総合で金メダルを獲得して気持ちに区切りがついたといい、鈴木は「やりきれた気持ちが大きい」と涙。稲木は「本当に充実した競技生活を送ることができた」とすがすがしい表情で、現役を退く意向を表明した。





