【世界陸上】女子マラソン安藤友香「最低限入賞」暑熱対策もバッチリ「サバイバルレース。後半に勝負できるかが鍵」

 オンラインで取材に応じる女子マラソンの安藤友香
 オンラインで取材に応じる女子マラソンの佐藤早也伽
 オンラインで取材に応じる女子マラソンの小林香菜
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 陸上の世界選手権(13日開幕、国立競技場)に出場する女子マラソン代表の安藤友香(しまむら)、小林香菜(大塚製薬)、佐藤早也伽(積水化学)が12日、オンライン会見に出席し、本番への意気込みを語った。

 安藤は「最低限入賞を目指して、自分のやれることをやるだけ。後悔なくやりきれるようにというのが目標」と力を込めた。

 女子マラソンは14日の7時半にスタートする。暑さを考慮した上で、30分前倒しとなったが「早くなることも想定の中に入れていた。あまり動揺はない。早くなったら早くなったで、それに対応するだけ」と頼もしかった。暑熱対策については、練習で陸連が用意した「ヒートルーム」を活用し、「日本の気象条件の中で走る」ことを実戦。また、体の深部体温を冷やす「コアクーラー」を使うなどして工夫してきた。

 暑さを伴う過酷なレースが予想されるが、その中で前回出場した2017年ロンドン大会での悔しさを晴らす。「ここまで故障なくやるべきことをやってきた。気象条件はなかなか厳しいが、予想されるのはサバイバルレース。前半に浪費せずに後半に勝負できるかが鍵になる」と語った。

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