「シダマツ」が8月にペア解消を発表「突然のご報告で申し訳ない」経緯説明 志田千陽の新相棒は五十嵐有紗
バドミントンの女子ダブルスでパリ五輪銅メダルの志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が8日、今年8月の世界選手権を最後にペアを解消すると発表した。
同日、所属のYouTubeチャンネルに2人で登場。「突然のご報告になり申し訳ないのですが、私達は8月の世界選手権を最後にシダマツペアを解消することになりました」と報告した。
経緯も説明。志田は「パリ五輪が終わってからお互いのモチベーションに変化が生まれはじめ、そんな中でも2024年はツアーファイナルと全日本総合で優勝することを目標に2人で頑張ろうと決めて、走り続けてきました」と振り返った。
今年に入ってからスタッフも含めて話し合い、ペア解消の流れになったという。志田は今後、五十嵐(旧姓・東野)有紗とペアを組むことも発表し、「世界一を目指して頑張っていきたい」と目標を語った。
志田は「解消と聞くとネガティブなイメージがついてしまうと思うのですが、私自身も松山とペアを解消するのは寂しさもあるのですが、それ以上に感謝の気持ちが大きい」と心境を語りつつ、「これからそれぞれの道になってしまいますが、お互い、まだまだバドミントンを続けて行くと思うので、応援のほどよろしくお願いします」とエールも贈った。
今後は15日開幕のジャパン・オープンが国内ラストとなり、有終の美を目指して8月の世界選手権を戦う。松山は「自分自身、パリ五輪後から自分自身のモチベーションが難しい部分だったりもしたが、最後までこうして3大会前にご報告できることはすごく嬉しく思っています」とした。松山自身の今後については後日発表するという。





