やり投げ・北口榛花 七夕に切なる願い「やりがまっすぐとびますように」 他選手の活躍に刺激「自分も腐らず頑張りたい」

 ポーズを決める(左から)田中希実、鵜沢飛羽、村竹ラシッド、北口榛花、泉谷駿介、井之上駿太(代表撮影)
 北口榛花が記した七夕の短冊「やりがまっすぐとびますように」
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 9月に国立競技場で行われる陸上世界選手権の日本代表選手が7日、都内で会見を行った。女子やり投げで昨夏のパリ五輪金メダルの北口榛花(27)=JAL=は「1番を取る喜び、良さは一番分かっている。しっかり準備していきたい」と笑顔で意気込んだ。

 この日は七夕。「やりがまっすぐとびますように」と短冊に願いを込めた。「こんなの願ったら、やり投げ選手になったらだめだと思うんですけど…」と苦笑いしつつ「願いたいくらいやりが真っすぐ飛ばなくて悩んでいる」と本音を吐露。「真っすぐ飛んだら記録も出ると信じている。実現させられるように頑張りたい」と、努力も忘れず、思いを形にする。

 6日まで行われていた日本選手権は「右肘内側上顆(じょうか)炎」のため欠場した。ただ「(海外遠征から)帰国してすぐにメディカルチェックを受けて治療できたおかげで痛みはなくなってきている」と回復傾向。現在は下半身のトレーニングを中心に練習を再開しており、8月20日のダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会での復帰を目指す。

 日本選手権はテレビなどで観戦。奮闘する選手たちの活躍に何度も涙し、刺激を受けた。「自分も腐らず頑張りたい」と北口。レベルアップして東京の大舞台に立つ。

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