大相撲初の高校生で幕下付け出しデビューの福崎真逢輝(まある) キラキラネームの声もなんの「メチャクチャ気に入っている」

 藤島部屋から大相撲新弟子検査に臨んだ福崎真逢輝(左)と五島雅治
 大相撲新弟子検査で身長測定に臨む福崎真逢輝
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 「大相撲春場所」(9日初日、エディオンアリーナ大阪)

 新弟子検査が1日、大阪市内の大阪けいさつ病院で行われ、藤島部屋から幕下付け出し資格を持つ五島雅治(22)、福崎真逢輝(18)が受検した。

 五島は拓大出身で昨年の全日本選手権で3位に入った。180センチ、181キロを計測し「アマチュアとは全く違うので、落ち着いて今まで通りの相撲が取れれば。器用な人間ではないので地道にコツコツと」と意気込んだ。

 同じく昨年の同選手権で8強入りし、高卒で初めて幕下付け出しデビューとなる福崎は172センチ、143キロの体格を誇る。「焦って無理をしてケガをしないように、体を作って確実に上がっていければ」と先を見据えた。

 「真逢輝(まある)」という名前が一部で話題となっている福崎。「世間の人にキラキラネームと言われて、よくない風に感じることもあるんですけど、母が真美(まみ)、父が輝幸(てるゆき)で、二人が出逢って真逢輝なので、自分ではメチャクチャ気に入っている」とキッパリ。

 続けて「力士になるので、力士らしい名前を師匠からいただけると思う。最初は(しこ名が)福崎になると思う」と語っていた。前日に鹿児島・樟南高の卒業式を終え、大阪入りした。

 同じ幕下最下位格からデビューする両者。五島が「仲間としてもライバルとしてもお互いに高めあっていければ」と語れば、福崎は「年齢は違うけれど、同期で心強い。自分も負けない気持ちで高めあっていければ」と呼応していた。

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