豊昇龍 間違えた「間違えていないふりをした」国技館で初の横綱土俵入り 宮城野親方の土俵入り「見習う」

 大相撲の新横綱豊昇龍(25)=立浪=が1日、東京・両国国技館で、2020年初場所で幕尻優勝を果たし、23年9月に現役を退いた元幕内徳勝龍の千田川親方(38)の引退相撲で、両国国技館では初めて横綱土俵入りを披露。所作を間違える場面があった。

 せり上がりに続く四股。その際に上げる手の左右を間違えた。「最後の手のところ。間違えていないふりをした」と苦笑いを浮かべ「まだまだ勉強しないと。何回かやれば慣れると思う」と語った。太刀持ちに宇良、露払いに金峰山を従えた。国技館に「よいしょー」の声が鳴り響いた。

 国技館での土俵入りを「違いますね。緊張した」と語り、自身が白鵬(現宮城野親方)の土俵入りで露払いを務めたことを挙げ「見習いながら頑張りたい」と誓った。

 前日の明治神宮奉納土俵入りでは、叔父の元横綱朝青龍と対面。叔父は報道陣に冗舌だったが、その後に新たな会話などはなかったという。

 支度部屋では横綱だけの“特権”コの字型の最奥に陣取った豊昇龍。「うれしいね。みんなのことを全部見られる」と語っていた。

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