B1千葉に激震 ドイツ代表でW杯優勝指揮官と合意も突然の破棄通達で白紙に「誠に遺憾」 新アリーナ完成の新シーズン前に混迷

 バスケットボール男子・B1千葉は10日、公式サイトに「新シーズンのHCに関する契約状況について」というリリース文を掲載。昨年のW杯でドイツを優勝に導いたゴードン・ハーバート氏と契約したものの、同氏から突然破棄の申し入れがあったことを発表した。

 「千葉ジェッツでは、新シーズンにおけるHCとして、昨年のワールドカップでドイツ代表に優勝をもたらすなど輝かしい実績を持つゴードン・ハーバート氏と、5月時点で双方合意のもと既に契約書面へのサインは終えており、先月には一度来日し、スタッフとのミーティングも行っていました。あとはリリースを待つばかりの状況でしたが、先日ハーバート氏より契約を破棄したいとの申し入れが突然入ってまいりました。

 ハーバート氏より急な契約破棄に関する詳細な理由の説明をいただけていないため、改めて会話を試みておりますが、ハーバート氏との直接的なコミュニケーションには今現在も至っておりません。今後もHCが発表できない状態が続き皆さまにご心配をかけることも懸念されるため、一度現状のご報告をさせていただくことといたしました」と、説明した。

 千葉は昨季までジョン・パトリックHCが指揮をとり、チャンピオンシップ進出を果たしたものの、Bリーグ制覇からは遠ざかっており、シーズン後に退団が発表されていた。

 新拠点となる収容客数1万人規模の新アリーナ「ららアリーナ 東京ベイ」も完成した中で迎える重要なシーズンを前に、混迷した状況に「クラブとしては、突然このような一方的な契約破棄の申し出をされたことは誠に遺憾であり、事実確認及び状況整理をした上でしっかりと話し合いを進めていくとともに、選手・スタッフ、そして応援してくださる皆さまの不安を一刻も早く払しょくできるように全力で努めてまいります。新HCに関しては、進捗があり次第公式リリースを出させていただきますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします」と、陳謝した。

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