バスケ男子 富永啓生がNBAペイサーズと「エグジビット10」契約 開幕前のトレーニングキャンプ参加へ

 比江島慎の得点を喜ぶ富永啓生(撮影・吉澤敬太)
 第1Q、シュートを放つ富永啓生(撮影・吉澤敬太)
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 バスケットボール男子日本代表の富永啓生が、NBAペイサーズから「エグジビット10」の契約オファーを受け、受諾することとなったと5日、マネジメント事務所が発表した。

 「エグジビット10」は開幕前のトレーニングキャンプに参加する選手向けに設置された契約形態で、2017-18年シーズンから導入された。契約期間はシーズン開幕までで、そこからは解雇か、2ウェイ契約に切り替えられる。無保証の最低年俸契約だが、契約解除されても契約チームの下部組織のGリーグと契約できる。過去には渡辺雄太がラプターズと、馬場雄大がマーベリックスと同じ契約を結んだことがある。

 富永は愛知・桜丘高から米レンジャー短大に進学後、全米大学体育協会(NCAA)1部のネブラスカ大に編入。今年3~4月の全米大学選手権(NCAAトーナメント)出場を果たした。現在は日本代表入りしてパリ五輪で活躍することを優先。6月末のNBAのドラフト会議では指名がなかったが、五輪後にNBAを目指す考えを示していた。

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