大の里、11勝3敗で単独首位 琴桜4敗目、1差に4人

 大相撲夏場所14日目(25日・両国国技館)新小結大の里が湘南乃海を押し出し、11勝3敗で単独首位に立った。大関琴桜は関脇阿炎に押し出されて4敗に後退。阿炎は10勝目を挙げた。

 大の里は千秋楽で阿炎に勝てば初優勝が決まる。初土俵から所要7場所での制覇は幕下付け出しで輪島の15場所を上回り、先場所の尊富士の10場所も更新して最速記録。敗れれば最大で4人の優勝決定戦にもつれる可能性がある。

 大関豊昇龍は新入幕欧勝馬を寄り切って4敗を堅持。欧勝馬は湘南乃海とともに5敗目で優勝圏内から脱落した。

 1差の4敗で追うのは琴桜、豊昇龍、阿炎、平幕大栄翔の4人。

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