嘉陽5勝目で新十両に大前進 高校・大学の後輩・大の里&同級生・白熊に続く関取の座グイッ

 木曽皇(右)を押し出しで破る嘉陽(撮影・山崎力夫)
 木曽皇(右)を押し出しで破る嘉陽(撮影・山崎力夫)
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 「大相撲夏場所・11日目」(22日、両国国技館)

 西幕下筆頭の嘉陽(二所ノ関)が5勝目を挙げ、新十両昇進に大きく前進した。木竜皇(立浪)に対し、立ち合いで張って右をのぞかせると、左からおっつけて一気に押し出した。

 初場所、春場所で連敗していた相手に大事な一番で雪辱。「前に出て勝ちたかった。よかったです」と留飲を下げると、関取の座をほぼ手中にする白星に「うれしい」と破顔した。

 同部屋の十両白熊は新潟・海洋高と日体大の同級生で、小結大の里も高校・大学の1年後輩。先に関取となった2人に稽古で胸を借りている嘉陽は「成長させてもらった」と感謝した。夜は一緒に食事に出かけてリラックス。勝ち越した後も「いつも通りにご飯を食べに行きました」と、気兼ねなく過ごす時間を活力に変えている。

 残る7番相撲のみ。「あと一番、ちゃんととりたい。いつも通りにいきたい」と有終の美を誓った。

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