エース古賀紗理那の進化にバレー女子代表・真鍋監督も驚き「腹筋が割れてる」パリ五輪切符懸かる戦いへ始動「気合入ってる」

 今夏のパリ五輪出場を目指すバレーボール女子日本代表が5日、都内で記者会見を行った。主将を務めるエースの古賀紗理那(27)=NEC=は「今年最大の目標であるパリ五輪に出場するため、まずは切符をつかむために個々の力を結集させてチームとして戦っていきたい」と決意を込めた。

 アタッカーとしても大きな期待が懸かる。真鍋政義監督は、古賀に1セット5得点以上を求めているというが、「去年より今年の方がいい。ジャンプのキレとか、体調は今年の方がいい」と太鼓判。さらなる進化を支えているトレーニングとして、古賀は毎日500~600回の腹筋運動をこなしているといい、「腹筋がすごい。(シックスパックが)パカッと割れてます」と驚きを明かした。

 古賀自身もトレーニングの効果について「ただ腹筋しているわけではなくて、ちゃんとスパイクでジャンプを高く跳ぶための体幹(強化)としてやっている。空中での姿勢も良くなったし、高くジャンプできるようになった」と実感を明かした。

 5月14日開幕のネーションズリーグ(VNL)の成績を最後に踏まえて6月に発表される世界ランキングの結果で五輪可否が決まる。チームの大黒柱は「個人的にはすごく気合が入っている。プレッシャーが懸かる試合が続くが、それ以上に自分たちが成長していこうという気持ちが強い。結果のことを考えると固くなるが、(やってきたことを)出し切ることが大切」とうなずいた。

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