コンサドーレが3年ぶり4度目V!SC軽井沢ク下して世界切符獲得 “鉄人”清水徹郎は個人史上最多12度目の頂点「さらに強いチームを」

 激しくコールする清水 ⒸJCA/H.IDE
 カーリング日本選手権、男子MVPのコンサドーレ・阿部晋也の決勝でのショット(代表撮影)
 優勝し笑顔でフォトセッションをするコンサドーレの選手たち。左から敦賀爽太、大内遥斗、阿部晋也、清水徹郎、敦賀信人コーチ(代表撮影)
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 「カーリング・日本選手権」(4日、どうぎんカーリングスタジアム)

 男子決勝が行われ、コンサドーレが3連覇を狙ったSC軽井沢クを8-3で下し、3年ぶり4度目の優勝で世界選手権(3月30日~4月7日、スイス)の代表に決まった。フォースの清水徹郎(35)は男女を通じて個人史上最多の12度目の優勝となった。

 第1エンドは互いに点が入らないブランクエンド。第2エンドは有利な後攻で1点のスチールを許したが、第3エンドで2点を獲得。先攻で迎えた第4エンドはハウス(円)に石をためる展開で難しい最終投をさせて一挙3点をスチールした。

 一気に流れをつかみ、第5エンドでも1点をスチール。第6エンドを1点に抑えた。第7エンドでは1点のスチールを許したが、第8エンドで1点を獲得し、第9エンドでも1点をスチールした。

 清水は「緊張しました。もう本当にやってきたことを続けることで、チームは強くなっていく。若手2人は今大会でかなり成長したと思うので、さらに強いチームを作っていけたら。久しぶりの世界選手権、楽しみです。五輪の懸かった世界選手権、日本代表として責任を持って戦えるようにしたい」と、振り返った。

 コンサドーレは昨年5月から、1998年長野五輪代表の敦賀信人氏がコーチに就任し、3年ぶりの優勝を目指していた。今大会から26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の選考がスタートしており、優勝したことで五輪選考においても一歩リードした。

◆カーリング・五輪への道

 五輪日本代表候補チームは①24年日本選手権優勝、②24年世界選手権出場、③25年日本選手権優勝、④25年世界選手権出場、⑤25年日本選手権直前のWCFチームランキング最上位チームかつ24年、25年日本選手権のいずれかで3位以内となったチーム、の中から選考する。いずれかを満たすチームが1チームしかない場合はそのチームが日本代表候補となる。複数ある場合は25年9月末までに該当チームで代表候補決定戦を行う。

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