大関霧島「夢みたい」昇進披露祝賀会に約700人出席 八角理事長「1年以内に横綱に上がるように激励しました」と祝辞

 大関昇進披露祝賀会であいさつする霧島
 大関昇進披露祝賀会で鏡開きをする(左から)霧島、陸奥親方、八角理事長
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 大相撲の大関霧島(陸奥)の昇進披露祝賀会が3日、都内のホテルで開かれ、約700人が出席した。夏場所後の昇進から3か月余り。盛大な祝宴に「夢みたいですよね。大関、横綱っていうのは」と笑みを浮かべつつ「やっぱり昇進パーティーをしたら、次の場所で頑張らなきゃダメ」と気を引き締めた。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は祝辞で「歴史ある地位に就いた喜びや誇りとともに、責任感、緊張感を忘れずにいてほしい」と期待。「先日、札幌巡業を視察した際、1年以内に横綱に上がるように激励しました」と明かし「600人を超える力士たちの模範となってほしい」と、さらなる精進を求めた。

 霧島は新大関だった名古屋場所では直前に右あばらを痛めて初日から休場。4日目から途中出場したものの負け越した。秋場所(10日初日、両国国技館)はいきなりのかど番となるが、2日の稽古総見では17番とって13勝4敗と好調をアピールした。「かど番とかは忘れて、いつも通りにいけば大丈夫だと思う」と不安はなし。八角理事長からのゲキも「やっぱり頑張らないといけない」と、気合十分に受け止めた。

 秋場所では自らに続いて豊昇龍が新大関に。「どっちが横綱に先に上がるかも楽しみ。いつも熱くなって稽古しているので、負けたくない」。モンゴルの後輩との横綱昇進争いにも闘志を燃やした。

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