坂本花織 フリーは2位で「やりきれなかった」“盟友”三原舞依にもらい泣き「涙腺弱めなんで」

女子フリープログラムで演技を披露する坂本花織(撮影・佐々木彰尚)
女子フリープログラムで演技を披露する三原舞依(撮影・佐々木彰尚)
女子フリープログラムで演技を披露するイ・ヘイン(撮影・佐々木彰尚)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(14日、東京体育館)

 女子フリーが行われ、13日のショートプログラム(SP)で2位だった坂本花織(23)=シスメックス=が自己ベスト(145・89点)に肉薄する145・75点で2位だった。

 シーズンの締めくくりはほろ苦い結果となった。坂本は前半のジャンプを次々と決めたが、後半の3連続ジャンプの2本目で「軸がすごくゆがんだ」と転倒。SPでも2連続ジャンプで転倒しただけに、「ショートもフリーもやりきれなかったのが一番悔しい」と顔をしかめた。

 同門の“盟友”三原舞依(23)=シスメックス=とともに涙する場面もあった。今季は国内大会や国際大会で一緒になることが多く、「舞依ちゃんが今シーズンどの選手よりもたくさん試合を積んで頑張ってきたのが結果に表れてすごくうれしかった。自分だけじゃなくて私のことも気にかけてくれた。『うれしいし、そんな存在がいて幸せ』と言ったら舞依ちゃんが泣いちゃって、涙腺弱めなんでもらい泣きしました」と、照れ笑いで振り返った。

 12試合に出場した今季の点数は「70(点)」と厳しめに採点。来季へ、「最初からいい成績を残せるようにしたい」と、納得のシーズンにする。

 女子フリーはSPで1位だったイ・ヘイン(韓国)が148・57点で1位。今季のグランプリ(GP)ファイナル女王でSP5位だった三原が131・21点で5位だった。2日目を終え、日本は総合74点で3位。1位は90点の米国で、2位は75点の韓国となった。

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