貴景勝 愛息とV記念写真に感慨「昔、俺も力士だったと残る」義父・北天佑への思いも明かす

 リモートで優勝一夜明け会見を行った貴景勝(日本相撲協会提供)
 リモートで優勝一夜明け会見を行った貴景勝(日本相撲協会提供)
 リモートで優勝一夜明け会見を行った貴景勝(日本相撲協会提供)
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 大相撲初場所(22日千秋楽)で3度目の優勝を果たした大関貴景勝(26)=常盤山=が23日、優勝一夜明け会見をオンラインで行い、家族の支えに感謝した。

 優勝インタビュー後、支度部屋では家族とも記念撮影。前回優勝から約2年、負傷もあり優勝を逃した苦しい時期に誕生した愛息も初披露した。

 「まだしゃべらないですが、記念にああいうこと(写真撮影)すれば昔、俺も力士だったと残ると思った。自分の夢のためにやっているけど、恥ずかしくない相撲を取らないといけないと思っていた」と、格別の家族写真になった。

 「北海のシロクマ」と称された元大関の北天佑(故人)の次女、有希奈夫人と結婚後、初の優勝でもあった。夫人からは「おめでとう」と祝福された。

 優勝インタビューでは義父の優勝回数(2回)を超えたことに喜びを口にした。この日、「何かの縁で北天佑関とつながることができた。本当にビデオ、ユーチューブでしか相撲を見ていないけど、本当にかっこよくて強かった大関なので。縁でこういう関わりを持てたので同じ大関として恥ずかしい相撲は取りたくない。同じ優勝2回だったので超えるのはおこがましいけど、頑張って恥ずかしくない力士にならないとと思っていた」と思いを口にした。次は義父超えとなる横綱が目標となる。

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