高安 王鵬破り単独トップ「いい緊張感」今年3度目V争いも平常心「楽しくやりたい」

 王鵬(下)を上手投げで倒し、2敗対決を制した高安(撮影・佐藤厚)
 王鵬(左)との2敗対決を制した高安(撮影・佐藤厚)
 王鵬(左)を上手投げで倒し、2敗対決を制した高安(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲九州場所・13日目」(25日、福岡国際センター)

 東前頭筆頭の高安(田子ノ浦)が平幕王鵬(大嶽)との2敗対決を上手投げで制し、11勝目を挙げた。2敗の関脇豊昇龍(立浪)が貴景勝に敗れたため、高安は優勝争いで単独トップに立った。

 高安は立ち合いから鋭い当たりで優位に立つと、攻め急がずにじっくりと自分の形をつくって、勢いに乗る若手の挑戦をはねのけた。「しっかり当たれて、落ち着いて取れた。(同じ一門で)稽古場でも胸を合わせたことはある。とりあえずベストに取れました」とうなずいた。

 2敗を守って単独トップに躍り出た。終盤優勝争いを演じるのは春場所、秋場所に続いて今年3度目。いずれも終盤に敗れて賜杯を逃しているが、「いい緊張感はありますので。楽しくやりたいです。今年(優勝争いの)経験があるので、まあ今は伸び伸びやりたいです」と、悲願の初優勝に向けて平常心を強調していた。

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