玉鷲 最年長Vで祝福の連絡が150件も 同年代であるキプチョゲの世界記録更新にも刺激

 大相撲秋場所で2度目の優勝を果たした幕内玉鷲(37)=片男波=が26日、都内の部屋から一夜明けのリモート会見に臨んだ。37歳10カ月での優勝は、年6場所制が定着した1958年以降で最年長。「今考えたら15日間、あっという間でした」と笑顔で振り返った。祝福の連絡は150件以上あったという。

 25日に行われたベルリン・マラソンでは、同じ37歳10カ月のキプチョゲ(ケニア)が世界記録を更新。「すごい」と驚き「同じ気持ちじゃないですか。若手に負けたくない。年も関係ないという気持ち」と、同年代に刺激を受けた。

 九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)では三役復帰が確実だが「番付のどこにいっても自分は変わらない」とキッパリ。「来てくれるお客さんを喜ばせたい」とぶれない信念を口にした。

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