青学大エースの近藤幸太郎 インカレ2連覇「自信になりました」けがから復活 駅伝シーズンへ

 「陸上・日本学生対校選手権」(11日、たけびしスタジアム京都)

 男子5000メートル決勝が行われ、今年の箱根駅伝でエース区間の2区を走った近藤幸太郎(青学大)が13分50秒37で2連覇を果たした。レース後は「2000メートルから(優勝を)狙ってました」と、笑顔で喜んだ。

 近藤は今年の箱根駅伝の2区で好走し、チームの総合優勝に貢献した青学大4年のエース。だが、大会後の1月末から3月までは左足のかかとの疲労骨折に苦しみ、5月から7月までは左足のアキレス腱(けん)を痛めていたという。

 「けがをしてからの今年の目標は、去年の自分に追いつくこと」。目標通り、復活の走りで2連覇を達成。「自信になりました」と納得の表情だった。

 今後は駅伝シーズンが控える。近藤は「(大学三大駅伝は)3つとも勝つつもりですし、箱根駅伝はもう一度新記録を出して優勝するのがチームの目標。自分がエースとして走れるように頑張りたい」と大きな目標へ意気込んだ。

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