世界選手権銀の三上紗也可が奪還V 2位は金戸凜

 表彰式で笑顔を見せる(左から)2位の金戸凜、1位の三上紗也可、3位の榎本遼香(撮影・高石航平)
 決勝で演技する三上紗也可(撮影・高石航平)
 決勝で演技する金戸凜(撮影・高石航平)
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 「飛び込み・日本選手権」(5日、日環アリーナ栃木)

 女子3メートル板飛び込み決勝が行われた。世界選手権同シンクロ板飛び込みで、史上初の銀メダルを獲得した三上紗也可(米子DC/日体大)が347・35点で優勝。20年以来2大会ぶりに王座を奪還した。2位にはペアを組む金戸凜(日大)が304・40点で入った。3位は同代表の榎本遼香(栃木県スポーツ協会)で、303・45だった。

 三上が他を寄せつけず圧勝した。1本目はやや回転不足で入水したが、2本目からエンジン全開。107B(前宙返り3回転半えび型)で72・85点の高得点をマークすると、その後も男子顔負けの高いジャンプから、70点を超える演技を連発。そのまま首位を独走した。

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