宇良 まだまだ増量に意欲「かぎりなく増やす方向に」夏場所は自己最重量148キロ入場

 大相撲の幕内宇良(木瀬)が5日、岐阜県羽島市の部屋宿舎で稽古後に電話取材に応じた。夏場所は優勝争いに絡んで9勝を挙げながら、左足首の捻挫で14日目から休場。名古屋場所(10日初日、ドルフィンズアリーナ)へ向け、この日は相撲を取らずに基礎運動などで調整し「状態はぼちぼちです。最後まで取り切れるように頑張りたい」と話した。

 夏場所は自己最重量の148キロで出場。入門時の113キロから苦労して増量してきた成果もあり、相手に圧力を伝える部分では「徐々に力をつけている実感はある」という。体が使いこなせれば「重たい方が有利」と言い切り「だからかぎりなく増やす方向にもっていきながらですね」と、さらなる増量に意欲を示した。

 西前頭3枚目で臨む名古屋場所で好成績を残せば、新三役の座も見えてくる。「申し訳ないですけど、三役の実力はないですね」としつつ「もちろん、勝ち越しは目指して。人に元気を与えられるような相撲を取りたい」と抱負を述べた。

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