フェンシング協会、サンオイル写真の男子選手、女性スタッフ厳重注意 同室時間あり「疑念招きうる」

 日本フェンシング協会は4日、「週刊文春」によって男女エペ日本代表の沖縄合宿でレジャーに興じていたと報じられた問題について、協会のホームページに「週刊誌報道に関するお詫びとご報告(第2報)」という文書を掲載した。

 当該記事では、既婚の男子選手と女性スタッフが「サンオイル密着写真」と題し、仲むつまじくプールサイドでサンオイルを塗る様子などがセンセーショナルに報じられた。協会は報告書の中で「週刊誌報道にあった男性選手・女性スタッフの行動について、疑念を招きうるものであったことは客観的事実として認められること。両選手には日本代表選手・スタッフとしての自覚が不足していたとして厳重注意を行い、今後、教育プログラム等を課すことも検討致します」と、した。同協会の武井壮会長はこの日、ツイッターで2人について「同室した時間があることを確認、代表中として不適切だと判断し、厳重注意をしました」と、説明した。

 武井壮会長は2日の理事会後の取材対応で、2人にヒアリングした結果として「『不適切な行動は絶対にない』と言っていた」と報告。ただ、いわゆる“文春砲”は報道内容を否定した後に第2弾、第3弾で新事実が報じられる恐れがあることを念頭に、武井会長は「続報みたいなものが行われる可能性があるよ。そうなると大変なことになるが、それでもないと言い切れるか?」と念押しした上で、「絶対にないです」と確認したことを明かしていた。この女性スタッフは女子フルーレのコーチではあるものの、広報として日本協会が業務委託契約を結んでおり、このエペ代表合宿の後も別種目の合宿に帯同していたといい「(今回の)派遣は適切だった」との認識を示していた。

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