ロコ・ソラーレが7勝1敗で堂々1位突破!決勝Tへ藤沢「チーム力高まってる」2大会ぶりVへ強さ盤石

1次リーグを戦うロコ・ソラーレの藤沢五月=(C)JCA IDE
1次リーグを戦うロコ・ソラーレの吉田知那美=(C)JCA IDE
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 「カーリング・日本選手権」(27日、アドヴィックス常呂カーリングホール)

 女子1次リーグ最終戦が行われ、北京五輪で銀メダルを獲得し、2大会ぶりの優勝を狙うロコ・ソラーレはSC軽井沢クを8-2で下し、通算7勝1敗。堂々の1位で上位4チームによる決勝トーナメントへ進んだ。

 前日に1次リーグ全試合を終えていた北海道銀行が6勝2敗で2位。28日午前に両チームが対決し、勝者は29日の決勝に進出。負ければ、同日午後に行われる準決勝で予選3位中部電力-予選4位フォルティウスの勝者と対戦する。

 ロコ・ソラーレは第1エンドをブランクエンドにすると、第2エンドに有利な後攻でしっかり2点を先制。第3エンドに1点をスチールし、主導権を握った。不利な先攻でも相手に重圧を掛けつづけ、第4エンドも2点スチール。そのまま流れを渡さず、押し切った。

 スキップの藤沢は「前半からしっかりリードする展開が作れて、相手に常に重圧あるショットを投げさせられた。あとは私のドロー次第かな。テークは決まってましたね。課題は残るが、ショットに繋げていられている。チーム力が高まっている。予選は終わって、残り数試合。今季チームとして作り上げてきたものを出し切れるようにしたい」と、決勝トーナメントを見据えた。

 北海道銀行とのプレーオフに向けては「予選では上手く形がつくれた。相手のいいショットに対して、自分達がいかに返せるか。あとは先に攻めて、プレッシャーを掛けていきたい」と、うでぶした。

 1次リーグでは昨年の五輪代表決定戦で戦ったフォルティウスに敗れたものの、五輪銀メダリストの貫禄を見せ続けた。2大会ぶりの頂点を完全に視界にとらえた。

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