ロコ・ソラーレPO進出一番乗り 絶妙ショット藤沢決める「反省生かされている」

 「カーリング・日本選手権」(26日、アドヴィックス常呂カーリングホール)

 女子1次リーグが行われ、2大会ぶりの優勝を狙う北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは北海道銀行を10-4、フィロシーク青森を7-5で下した。唯一1敗(6勝)を守り、上位4チームによるプレーオフ進出が決定。27日の最終戦はSC軽井沢クと対戦する。北海道銀行が6勝2敗、世界選手権代表の中部電力が5勝2敗で1次リーグ突破を決め、前回王者フォルティウスは4勝3敗となった。

 ロコ・ソラーレにスーパーショットが飛び出した。今大会躍進している若手の北海道銀行との一戦で、5-4で迎えた後攻の第7エンド。複数点のチャンスをつかむと、相手の最終投が中心に最も近いナンバーワンに入ってきたものの、スキップ藤沢五月(31)が最終ショットで相手ストーンだけをはじき出し、一挙5点を奪った。

 相手が負けを認めるコンシードとなった会心の一投に「このエンドは(勝つ)チャンス。ショット選択に時間を取っていいとチームとしても感じていた」と藤沢。前日はミスもあり初黒星を喫したが、「チャンスで最後に5点決め切れたのは昨日の反省が生かされている」。全員でイメージを共有できていたと振り返り「チームで決めたショットだった」と大きくうなずいた。

 いち早くプレーオフ進出も決め、セカンド鈴木夕湖(30)は「戦い方が違ってくると今までの経験で分かっている。また違った集中力で臨みたい」と気合。2年ぶりの頂点に向けて研ぎ澄まされてきた。

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