ロコ・ソラーレが6勝目 唯一の1敗守りPO進出が決定 2大会ぶり頂点へ勢い加速
「カーリング・日本選手権」(26日、アドヴィックス常呂カーリングホール)
女子1次リーグが行われ、北京五輪で銀メダルを獲得し、2大会ぶりの優勝を狙うロコ・ソラーレはフィロシーク青森を7-5で下し、通算6勝1敗で首位を守り、1試合を残し、上位4チームが進むプレーオフ進出を決めた。北海道銀行も札幌協会を下し、6勝2敗で1次リーグ全試合を終え、プレーオフ進出が決まった。
ロコ・ソラーレは第1エンドに有利な後攻でしっかり2点を先制すると、第2エンドは不利な先攻で相手に重圧をかけ、1点をスチール。序盤で主導権を握ると、第6エンドにも2点を加えた。第7エンドに2点を返され、第8エンドに1点スチールを許し、反撃されたが、第9エンドを冷静にブランクエンドにすると、有利な後攻で最終第10エンドを迎えて、そのまま押し切った。
この日、午前の試合では今大会躍進をみせている北海道銀行を10-4で撃破。スキップ藤沢五月が最終投で外めにあった自分たちの石を弾いて、中心にあった相手の石だけを綺麗にはじき出す一挙5点のスーパーショットを決めるなど、2大会ぶりの日本の頂点へ、調子は上向いている。
セカンドの鈴木夕湖は「地元開催というこもあって、リラックスして臨めている。明日の予選を終えてからまたミーティングして、プレーオフはまた違った集中力で臨みたい」と、見据えた。