「北京パラリンピック・バイアスロン・男子10キロ立位」(8日、国家バイアスロンセンター)
スキー距離と射撃で争い、10キロが行われ、男子立位で夏季と合わせて5大会目の出場となった佐藤圭一(42)=セールスフォース・ジャパン=は9位だった。
佐藤は9位とあと一歩、入賞に届かなかった。気温が高く雪面が軟らかくなったため、走力の差が顕著にタイムに表れた。得意の射撃は20発中19発決めたものの「走力がないと上に行けないのは明らか」と言うように、自分より射撃を外していた多くの選手を上回れなかった。「走れて(射撃を)当てないと、メダルには到達できない」と唇をかんだ。