内村の母周子さん、引退表明で涙 「とうとうこういう日が」
体操内村航平(33)の現役引退表明を受け、両親が14日、長崎県諫早市で取材に応じ、母周子さんは「いつか最後が来ると思っていたが、とうとうこういう日が来たなという思いだ」と涙ぐんだ。
内村は北九州市で出生。いずれも体操選手だった父和久さん(61)と周子さんが営む諫早市のクラブで体操を始めた。周子さんは「東京五輪が終わり1カ月後に電話で話した時、引退を考えている予感がした」と明かし「いつか挫折が来ると思っていたが、挫折ではなく見守られて終わることができた」と感謝した。
引退後について「選手を育てていく方向になると思う」と期待を込めた。