小平奈緒 1000mでも代表入り有力「気合が入ったレースができた」

女子1000メートルで優勝を決めた小平奈緒=長野市のエムウェーブ(撮影・堀内翔)
女子1000メートル優勝した小平奈緒。左は2位の高木菜那、右は3位の佐藤綾乃(撮影・堀内翔)
女子1000メートル優勝した小平奈緒(撮影・堀内翔)
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 「スピードスケート・北京五輪代表選考会」(30日、エムウェーブ)

 女子1000メートルが行われ、500メートルですでに代表入りを確実にしている小平奈緒(相沢病院)が1分14秒82で優勝し、この種目での出場を有力にした。

 1000メートルは高木美帆(日体大職)がW杯の成績から代表入りが確実とされており、残り1枠を争う戦いだった。小平は「確実に五輪の舞台で滑りたい思いがあった。そこは自分自身がつかみ取るという意味で気合が入ったレースができた」とうなずいた。

 今大会は有観客で行われ、この日が自身にとって大会初レース。「たくさんの音が聞こえて、手をたたく音だったり、はりせんをたたく音だったり、空気感が温かいなと感じた。これは結果だけでは手に入れてられないつながりではあるのかなと思うので、自分の中で財産になっている」と観客に感謝した。

 31日の1500メートルにもエントリーしており、「自分の一生懸命なところをただただ見ていただきたい」と力を込めた。

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