帝京大が関東大学ラグビーV 2018年以来の頂点 細木主将「ここから本当のスタート」
「関東大学ラグビー・帝京大64-14慶大」(4日、秩父宮)
帝京大が64-14で慶大に大勝し、7戦全勝で3年ぶり10度目の優勝を飾った。2018年に対抗戦最多の8連覇を達成して以来の頂点で、対抗戦の全勝優勝は全国大学選手権9連覇を達成した2017年度以来となった。慶大は3勝4敗。
帝京大は後半に大量6トライと慶大を寄せ付けず、8連覇以来の頂点に立った。ゲームキャプテンのフランカー上山は「(全国)大学選手権にもつながるいいゲーム」と充実感を漂わせた。
2年連続で屈していた慶大の堅守に手を焼き、前半のリードは7点。だが、ロッカールームで話す選手の様子を見た岩出監督は「あとは大丈夫」。後半は16分からの5分間で3トライを奪うなど圧倒した。
対抗戦の全勝優勝は2017年度以来。故障でメンバー外だったプロップの細木主将は「ここから本当のスタート」と、次の目標を見据えた。