小平奈緒6位も「いい失敗例」 オミクロン株急拡大には「考えても仕方ない」

 「スピードスケート・W杯第3戦」(3日、米ソルトレークシティー)

 女子500メートルで、平昌五輪金メダルの小平奈緒(35)=相沢病院=は37秒07の6位に終わり、今季W杯同種目5レース目にして初めて表彰台を逃した。優勝はエリン・ジャクソン(米国)で36秒80。

 「体の状態は良かったけど、パワーを氷に伝えられる躍動感みたいなものがなかったかなと思う」と小平。「コンディショニングとしてやってみたいことがあった。それが試せたという面ではいい失敗例」と振り返り「タイム差もあまり大きくないので、しっかり修正してつなげていけたら」と受け止めた。

 現在「オミクロン株」が世界的に感染拡大している影響で日本政府は水際対策を強化しており、今月末に控える北京五輪代表選考会へ向けた調整などの状況が不透明になっている。「大会参加や渡航についての情報がまだ、私の耳には入ってきていないので。分からないことを想像するよりは、今、目の前にあることをしっかりやっていくしかない。どんな状況になるか予測できないので、予測できないことを考えても仕方ないかなと思う」と冷静に語った。

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