日本陸連は２５日、都内で会見を行い、２０２４年パリ五輪マラソン代表選考会として２３年秋に開催される「マラソングランドチャンピオンシップ」（ＭＧＣ）の進出条件を発表した。

　東京五輪代表選考からの変更点としては、指定大会での男子の設定記録が１分短縮。高岡寿成中距離・マラソンシニアディレクターは「男子はさらに上を目指したいという思いを込めて１分の水準を上げた」と説明した。女子はＭＧＣ出場選手を増やすため設定記録に変更はなかった。

　また、新設されたジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ（ＪＭＣシリーズ）のランキング上位８人もＭＧＣ出場権を獲得。ＪＭＣシリーズは約２年でシリーズを争い、男女上位３人に賞金が贈られる。