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貴景勝 盤石2連勝 縁起のいい11月場所で本領発揮だ「集中したい」

 「大相撲九州場所・2日目」(15日、福岡国際センター)

 大関貴景勝が同学年の平幕阿武咲を怒とうの突き出しで盤石の2連勝とした。首痛の不安を乗り越え、自慢の破壊力が復活。元横綱白鵬(現間垣親方)が引退して迎えた新時代の横綱候補が相性抜群の11月、V3へ突き進む。横綱照ノ富士は平幕大栄翔に追い込まれたが、逆転のすくい投げで2連勝。大関正代は小結逸ノ城を寄り切って完勝し、初勝利を挙げた。

 貴景勝のエンジンがかかってきた。立ち合いから鋭く当たると、同じく突き押しを得意とする阿武咲相手に一歩も引かず、馬力で一気に土俵下まで吹っ飛ばした。今年春場所以来となる連勝発進で復調気配。「稽古でやっていることしか(取組で)出ない。集中してやった」。言葉少なながら、会心の相撲に手応えがのぞいた。

 首痛を抱え、カド番で臨んだ秋場所は初日からいきなり3連敗。何とか勝ち越したものの、大関としては物足りなかった。

 元横綱白鵬(現間垣親方)が引退して初の場所。一人横綱の照ノ富士に注目が集まる中、存在感を発揮して“待った”をかけたいところだ。復活を期す貴景勝の相撲に、八角理事長は「今場所は内容がいい。押しの圧力が違う」と評価。大関としても「やってもらわないと困る」と爆発に期待を込めた。

 貴景勝にとって3年前に初優勝、昨年は東京開催となったものの2回目の優勝も果たした縁起のいい11月場所。「季節感的には好き。暑いより寒い方がいい」と身体のバイオリズムもばっちりだ。久々の連勝発進にも「15日間終わってみないと結果はわからない。そういう意味では明日集中したい」と隙を見せなかったが、2年ぶりの九州で本領発揮の気配が漂っている。

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