芦川うらら 女子平均台67年ぶり金 予選6位から“ど根性”発揮

 「体操・世界選手権」(24日、北九州市立総合体育館)

 最終日を迎え、種目別決勝2日目が行われ、女子平均台では芦川うらら(18)=静岡新聞SBS=が14・100点で同種目67年ぶり金メダルを獲得した。

日本が誇る平均台のスペシャリスト芦川が、大きな勲章を手にした。抜群の安定感で戴冠。6位通過だった予選の“ど根性”が実った。予選では演技後半に大きくバランスを崩し映画「マトリックス」の名シーンをほうふつとさせる体勢になったが、驚異的なカムバックでなんとか決勝進出。「あれがあったから今がある」と受け止めながらも、「芦川うららで検索すると、“マトリックス”が出てきて恥ずかしかった。金メダルで消すことができてうれしい」と笑った。

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